カテゴリー別アーカイブ: ブルース

ルーツを自然に受け継ぎ表現するキティー・デイジー&ルイス

Gラヴを聴きながら幸せ体験

超絶なのにオーガニックなキザイアジョーンズ

スティーブグッドマン「サムバディ・エルスズ・トラブルズ」

スティーブグッドマン

スティーブグッドマン「サムバディ・エルスズ・トラブルズ」

K2の70年代隠れ名盤コーナーでも隠れ人気のスティーブグッドマン。
いわゆるフォークロック、カントリーロックなアメリカンミュージックです。

この「サムバディ・エルスズ・トラブルズ」にはボブディランが変名で参加していたり、デヴィッド・ブロムバーグの名前も見えたりとミュージシャンズミュージシャンであることが判りますね。

軽快なテンポのカントリーロックにはさまれるスライドギターがまた気持ちいいのです。

デイヴィッドTウォーカー「プレスオン」

David T. Walker Press On

デイヴィッドTウォーカー「プレスオン」

カバー中心のアルバムですが、そこはデヴィッド・T.ウォーカーさすがのアレンジ。
なんでしょうか、このトーン。聴いているとどんどん涙腺が緩んで来る感じ。
でも、泣きの種類で言うと嬉し泣きかな?

メロウでエモーショナル。当然技術も大事ですが、音作りもやっぱり重要だなあと思わせてくれるアルバムです。

キャロルキングのカバーで、多くのソウル/ポピュラーアーティストにカバーされている"Brother Brother"でのギターはまさに本領発揮といった感じ。
スティービーワンダーのカバー"Superstition"では鋭いカッティングも聴けます。

イヤホン/ヘッドフォンでじっくりその妙技を堪能するも良し、スピーカーでそのトーンの存在感を楽しむも良し。出来る限りいい環境で聴きたい1枚です。

デレクトラックスバンド「ソウルセレナーデ」

SoulSerenade

Derek Trucks Band Soul Serenade

デレクトラックスバンド「ソウルセレナーデ」

3曲目を除きインストです。

デレクトラックスというとオールマンブラザーズやテデスキトラックスの印象でサザンロック、ブルースロックという印象が強いのですが、ワールド、フュージョン系のスケールの大きい楽曲にもデレクのスライドがここまでマッチするんだなあと感動します。

デレクの名義ではもう10年以上前に出たアルバムなので聴かれている人も多いはずですが、最近のデレクの活躍ぶりで逆に遡れていない人もおられると思いますので、そういう方は是非。

先述したワールド、フュージョン的な楽曲、アレンジが多い事もあって、逆にデレクのスライドするギターの響き方が印象に残るかもしれません。

フルートとまったりバトル(?)する1曲目は浮遊感もいっぱいである意味サイケです。

がっつりエージングが完了した大きめのスピーカーで部屋いっぱいにならしたいアルバムです。

エタジェイムス「アットラスト!」

Etta James At Last

エタジェイムス「アットラスト!」

ビヨンセが演じた映画「キャデラックレコード」のモデルとしても有名なエタジェイムズの名盤。

「My Dearest Darling」のコブシの聴いたシャウトはブルース、R&Bのシンガーの中でも屈指のシャウトで、多少割れ気味になるのですが、そういう細かいこだわりを超えた感動があります。

表題曲「At Last」の歌詞は比較的聴き取りやすい英語で歌われていますのでダイレクトにその感情が伝わってくるでしょう。
絶妙にアレンジされたストリングスも、切なさあふれる感情を表現するのに非常に効果的。

ソウルミュージックのまさに「ソウル」の部分を存分に味わえるこの1枚は疑似モノラルなどにして、出来ればスピーカーでちょっと音量を上げて、その「声」の素晴らしさを正面から受け止めたいですね。