カテゴリー別アーカイブ: ヴォーカリスト

ダンス路線から「ヴォーカリスト」路線へ、テイラーデイン「キャントファイトフェイト」

日本ではちょうどバブル期、前作「テルイットトゥマイハート」が大ヒット。

ユーロビートの前進ともいえるハイエナジー系の歌姫な印象でしたが、今作「キャントファイトフェイト」ではジャケット写真からも察せられるようにロックな曲が増えて、パンチの効いたソウルフルな歌声で姉御肌全開!

包容力たっぷりの伸びやかな声のバラードに浸ってみてください!

いわゆる、ザ・隠れ名盤なパトリシアスコットの「ONCE AROUND THE CLOCK」

軽快さを感じるベティベネットのヴォーカルアルバム

雨の日が待ち遠しくなる?スー・レイニーの「雨の日のジャズ」

ジェフスコットソートの歌声は素晴らしいのです

イングヴェイマルムスティーンやジャーニー、タリスマンなどに在籍したこともありメタル会では有名です。
メロディアスな曲を歌わせたら超一品の名ボーカリスト。

映画「ロックスター」でスティールドラゴンのヴォーカリスト(マークウォルバーグ)の「声」で出演していたのが印象的です。

ちなみに彼のソロプロジェクトとも言える、SOTOのギタリストはスペインの国民的フォークメタルバンド:マゴデオズに在籍歴のある凄腕さんです。

サンダーキャット drunk

サンダーキャットの「drunk」で宇宙旅行

サンダーキャット、ついこないだ来日しフジロックにも来るということで絶対見なければいけないアーティストの筆頭なのですが、都合により見れそうにありません。

P-FUNKの遺伝子を引き継いだかのようなステージ衣装でジャコパスのようにブリブリベースを弾いて、カーティスメイフィールドのように歌い、ドラゴンボールが大好きで、実はスイサイダルテンデンシーズの血も混じっているんですよ、となれば現音楽シーンで最も重要な人になるのはここで言うまでもないことなのです。

で、彼のサウンドはホント「宇宙」です。

スペーシーな煙たいファンク。

という言葉だけで言い表すことは出来ないのですが、まあ、こういう表現で「!」と来る人は60~70年代の音楽が好きな人に多いと思いますが、実際日本では「オジサンたちから若者」という経路でサンダーキャットが紹介されているという話も聞かなくはないので、やはりそういうところに通じるものがあるのでしょう。

ソロ名義になって6年ほど、ついに大ブレイクしてしまうときが来たかもしれないですね。

レアグルーヴの名盤ベイビーヒューイ

レアグルーヴ

「リヴィング・レジェンド」と題されたアルバム。カーティスメイフィールドのプロデュースでカーティスがセルフカバー、そしてジョンレジェンドもルーツと製作したアルバムでカバーしたソウル史上屈指の名曲、「ハードタイムズ」も収録されています。

巨漢から搾り出されるファルセット、エレピのアレンジなどメロウな部分も内包したファンキーな1枚。

近年レアグルーヴの枠を飛び越えて、ようやくソウルの名盤・定番として認識されてきました。
本人はアルバム発表前にこの世を去っているというなんとも悲しいエピソードを聞くと、このジャケも相まってさらに深く突き刺さって来ます。

二階堂和美「ニカセトラ」

二階堂和美

二階堂和美「ニカセトラ」

J-POPのカバー集ですが、アコースティックを基調に「あの声」でカバーしているとなると、やはり他のカバーアルバムとは違った個性で楽しませてくれるという予想を裏切らない1枚。

1年間の移ろいをテーマに選曲されていて、それぞれの季節に合った名曲たちがセレクトされています。
南野陽子の「はなしかけたかった」、松田聖子の「白いパラソル」、榊原郁恵の「 夏のお嬢さん」、プリンセスプリンセスの「世界でいちばん熱い夏」など。

アラフォー世代はそろそろ涙腺も緩んでいるでしょうから、懐かしさも手伝って涙とお酒が進む事でしょう・・・。
「思い出のアルバム」とか幼稚園で歌った記憶が甦りました。

エタジェイムス「アットラスト!」

Etta James At Last

エタジェイムス「アットラスト!」

ビヨンセが演じた映画「キャデラックレコード」のモデルとしても有名なエタジェイムズの名盤。

「My Dearest Darling」のコブシの聴いたシャウトはブルース、R&Bのシンガーの中でも屈指のシャウトで、多少割れ気味になるのですが、そういう細かいこだわりを超えた感動があります。

表題曲「At Last」の歌詞は比較的聴き取りやすい英語で歌われていますのでダイレクトにその感情が伝わってくるでしょう。
絶妙にアレンジされたストリングスも、切なさあふれる感情を表現するのに非常に効果的。

ソウルミュージックのまさに「ソウル」の部分を存分に味わえるこの1枚は疑似モノラルなどにして、出来ればスピーカーでちょっと音量を上げて、その「声」の素晴らしさを正面から受け止めたいですね。