カテゴリー別アーカイブ: 女性ヴォーカル

いわゆる、ザ・隠れ名盤なパトリシアスコットの「ONCE AROUND THE CLOCK」

軽快さを感じるベティベネットのヴォーカルアルバム

雨の日が待ち遠しくなる?スー・レイニーの「雨の日のジャズ」

「ヤズーの歌姫」だけでは終わりません

ド迫力のソウルフルな歌声でいまなお本国英国では人気のシンガーさん。昔のドヤ顔のジャケットが声の雰囲気と合ってて、今人気の同じ英国のア○○さんとちょっと被ってるかも。

彼女はデペッシュモードのヴィンスクラークとのバンド、ヤズーのシンガーとしての方が日本では有名かもしれません。

実験的ながらも洗練されたシンセのひんやりエレクトロニックサウンドと熱さとクールさが同居するアリソンの歌声の塩梅が絶妙で、躍動感のあるエレクトロニックポップを聴かせてくれました。

タニヤドネリーと言えばベリー?

クリスティンハーシュとのスローイングミュージズやキムディール(ピクシーズ)とのブリーダーズでもお馴染みのタニアドネリーのバンドです。

今までもちょこちょこベリーとして再結成ライブやソロ活動をしていましたが、23年ぶりにアルバムを制作する予定だそうです。

あのドリーミーなポップソングはいまだ健在でしょうか?楽しみです。

ちなみに、アーティストとして正反対な(?)印象のクリスティンハーシュも昨年久々に新作を出していたようですね。

菊池桃子の「オーシャンサイド」は極上のシティポップアルバム

菊池桃子のオーシャンサイドはシティーポップの名盤

シティーポップとかメロウポップとかそういう言葉がシーンをにぎわすようになって3,4年ぐらい経ったでしょうか?
80年代のサウンドはもはや2010年代サウンドの重要なファクターとなりました。

90年代のロックシーンを真ん中に生きてきた人にとっては80年代サウンドはちょっとダサかったりするのですが、時代背景というか、時の流れというか、そういうものが色々なものを変化させてくれるわけで、このアイドルど真ん中な菊池桃子の「オーシャンサイド」も今改めて聴くと「カッコイイ」と思わせられるのです。

とにかく1曲目がブリブリベースの効いたファンクナンバーで、桃子さんの頼りなげなヴォーカルが(今だから?)涼しげに聴こえてしまいます。

ここからラ・ムーに繋がっていくのか~と思い返すとなかなか興味深いサウンド変遷ですよね!

プロデューサーの林哲司と言えばこのような「シティポップ」サウンドの第一人者で数多くのアーティストを手がけています。
アイドルというフィルターを通して好きなサウンドをがんがん作ってしまうという流れがあったのでしょうね。

少し時代はズレますが、例えば岩崎宏美などはバキバキのディスコサウンドでアルバムを作ったりもしていました。

このように「サウンドから」70~80sアイドルにアプローチしていくと、目的こそ違えど、それこそ当時のアイドルファン並みに結構深みにはまってしまうと思います。

戸川純ユニットの「極東慰安唱歌」

二階堂和美「ニカセトラ」

二階堂和美

二階堂和美「ニカセトラ」

J-POPのカバー集ですが、アコースティックを基調に「あの声」でカバーしているとなると、やはり他のカバーアルバムとは違った個性で楽しませてくれるという予想を裏切らない1枚。

1年間の移ろいをテーマに選曲されていて、それぞれの季節に合った名曲たちがセレクトされています。
南野陽子の「はなしかけたかった」、松田聖子の「白いパラソル」、榊原郁恵の「 夏のお嬢さん」、プリンセスプリンセスの「世界でいちばん熱い夏」など。

アラフォー世代はそろそろ涙腺も緩んでいるでしょうから、懐かしさも手伝って涙とお酒が進む事でしょう・・・。
「思い出のアルバム」とか幼稚園で歌った記憶が甦りました。

エタジェイムス「アットラスト!」

Etta James At Last

エタジェイムス「アットラスト!」

ビヨンセが演じた映画「キャデラックレコード」のモデルとしても有名なエタジェイムズの名盤。

「My Dearest Darling」のコブシの聴いたシャウトはブルース、R&Bのシンガーの中でも屈指のシャウトで、多少割れ気味になるのですが、そういう細かいこだわりを超えた感動があります。

表題曲「At Last」の歌詞は比較的聴き取りやすい英語で歌われていますのでダイレクトにその感情が伝わってくるでしょう。
絶妙にアレンジされたストリングスも、切なさあふれる感情を表現するのに非常に効果的。

ソウルミュージックのまさに「ソウル」の部分を存分に味わえるこの1枚は疑似モノラルなどにして、出来ればスピーカーでちょっと音量を上げて、その「声」の素晴らしさを正面から受け止めたいですね。